24日(土)に自閉症教育・支援コンサルタントの水野敦之さんより放課後等デイサービスのコンサルテーションを受けました。
水野さんはご自身の著書でもある「フレームワークを活用した自閉症支援」を全国に広げ、自閉症の方々がどこの地域ででも豊かな生活を送ることができるように日本各地にて講演やコンサルテーションを実践されています。
きらきらの放課後等デイサービスへのコンサルテーションは昨年より3回目です。子どもさん達が自立した生活を送ることができるように「特性についての理解」「個別化」「アセスメント」「実証された方法」「自立が目的」「親やチーム間の協働を重視」を学んでいます。5月に物理的構造化を行い個別のスケジュールにて療育を行っています。今回はフレームワークの書き方をスタッフで共有し、アセスメント(算数的概念・生活年齢に応じた余暇・文具の使い方)の視点、方法を学び、活動へのアドバイスをしていただくことで児童スタッフの学びを深めることができました。
また、職員研修では「氷山モデルで考える行動支援」を講義と演習にて受講。間違っても良いので、まずはシートに書き始めること!後はアセスメントを繰りかえし、再構造化を行っていくこと!と毎回言われます。今回のコンサルテーションにてこれまで以上にアセスメントの大切さ、フレームワークを活用するとチームで保護者とも協働できるイメージを学ぶことができましたので、今後は実践し経験値をあげていきたいと思います。
水野さん今回も学びを深めさせていただきありがとうございました。
コンサルテーション前の打ち合わせ風景です。
放課後等デイサービスは今年の5月に物理的構造化を行い療育を行っています
児童スタッフにてフレームワークシートの記入の仕方を勉強中
算数的概念のアセスメント(長いのと短いのどっち?)
生活年齢に応じた余暇のアセスメント(トランプ、シャッフルを模倣中)
「氷山モデル」で考える演習
新たな視点や自閉症の特性について学びを深めることができました
水野さんと記念撮影です。フレームワークの著書を2冊出されています